AQUA PURA

RO水 Introduction

“米国/欧州の一般家庭では
RO(逆浸透膜)浄水器で作られた
美味しくて安全な水が飲まれています“
NASAもともと米国内務省で渇水対策のために開発され、水道水が硬水で飲料に適さ ない米国において、 一般家庭に普及しています。
NASAで宇宙船内での飲料水循環装置に使用されています。 中近東での海水淡水化プラントはこの逆浸透膜を利用しています。 豪華客船クルーズもRO浄水器システムを搭載しています。
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水道水の危険性

水道水の危険性かって日本の水道水は世界で一番安全でおいしいと言われてきました。
しかしながら最近では生活排水、工場排水、農薬、窒素肥料、畜産汚染物等が地下水を通して河川に流れ込み、浄水場で殺菌のため仕様する塩素と反応して、いわゆるカルキ臭やトリハロメタン等数十種類の発がん物質や人体に有害な物質を生じさせる危険性が増えてきています。
残留塩素は肌をカサカサにしたり髪を傷める原因になります。
また、野菜を洗う際に残留塩素が細胞に入り込みビタミンを破壊するとも言われています。
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水道水の危険性 水道管の老朽化:
自治体の予算不足は深刻で、水道管の老朽化が進んでいます。
漏水のみならず、痛んだ個所から地中の細菌や、鉄、銅、赤錆、鉛、ダイオキシン等が入り込んでくることがあります。
特に亜硝酸窒素、硝酸性窒素の濃度が水道水の基準を超える地域が続発しています。乳児や胃液の分泌が少ない人には有害です。
集合住宅:
建築後数年たつと、受水タンクや排水管が汚れ、汚れやサビなどがでてきます。
一般住宅より水道水の不純物は増加傾向にあります。
残留塩素を初めとした不純物のイオン化した分子の水道水に含まれている量をppmで表示します。
東京近辺ではアベレージで50~70ppmです。ところが100ppmを超えるところ、集合住宅になると200ppmを超えるところがざらにあります。 RO浄水器を通すと5ppm以下になります。

RO水とは?

逆浸透膜(Reverse Osmosis)は世界最高水準のろ過膜技術で、イオンや塩類など水分子以外の不純物は透過しない性質を持つ膜のことです。逆浸透膜に圧力をかけ、ウイルスよりはるかに小さい0.0001ミクロンの細孔に水分子だけを通過させ、不純物は浄水器の外へ廃棄水として排出します。
ダイオキシン、トリハロメタン、アスベスト、環境ホルモン、鉛、水銀、砒素、農薬などの発がん物質や放射性物質(ヨウ素、セシウム)等の有害物質を90~99%除去することが可能です。

逆浸透膜の仕組み

浸透膜で仕切られた水溶液は、同一の濃度になろうとする特性(浸透現象)をもってるので、浸透膜を通して真水から食塩水に水分子が移動します。
逆に濃度の高い食塩水に浸透圧の差を超える圧力を加えると食塩水側から水分子だけが浸透膜を通して濃度の低い真水側へ移動します。
これを「逆浸透現象」といいます。
ナメクジに塩を掛けると、皮膚が半透膜ででき ているため、体液が外側に移動してしなびて しまうのも浸透現象です。

RO水と他の浄水器との違い

活性炭式浄水器:
残留塩素、有害物質、いやなニオイ、カルキ臭等を取り去ります。

中空紙膜浄水器:
0.4~0.01ミクロンの孔のあいた中空糸状になった膜で、鉄さび、雑菌、濁り等を取り去ります。
活性炭と組み合わせて広く家庭用浄水器として普及しています。

逆浸透膜浄水器:
ほとんどの細菌類、有機物、無機物に加わえ、水中に溶け込んだイオンも取り去ります。
放射性物質まで除去できるので、東日本大震災の時は重宝がられました。
家庭用RO浄水器システムでは活性炭フィルター等との組合せになっています。
ro水
1次フィルター(セディメント・フィルター) 細かいゴミを取り去ります。
2次フィルター(カーボン・フィルター) 有害物質、残留塩素等を取り去ります。
メンブレン(逆浸透膜) 雑菌、ほとんどの有機物、無機物、水にとけたイオン等除去。
ポストフィルター(カーボン・フィルター) 最終的に味を調え、いやなニオイを全て取り去ります。

各浄水器の性能比較

       浄水方式
除去物
マイクロフィルター イオン交換樹脂 活性炭 セラミック アルカリイオン水 逆浸透膜
塩素 ×
カルキ臭
赤錆
トリハロメタン × × ×
トリクロロエチレン × × × ×
TOX × × × ×
細菌 × ×
鉱物質 × × × ×
アスベスト繊維 × × × × ×

RO-浄水器の用途

安全を重視して、病院、介護施設、学校等で活用されています。
乳幼児のデリケートな胃腸に負担をかけないためにもRO水は必需です。
料理の素材の味が水に含まれる不純物で化学変化することを抑える目的で、レストラン、ラーメン店、蕎麦屋、カフェ等でも活用されています。
清涼飲料水もRO水から作られています。

※最近のシステムキッチンには浄水器が備え付けられているものが多いですが、カーボンフィルターか、中空糸膜、
  またはアルカリイオン整水器ですので、RO水ほど純度の高い浄水にはなりません。
 アルカリイオン水、水素水等は身体に良い水とされています(いまだ学術的に実証されているわけではありませんが)。
 それに対して、RO水は身体に悪い物質を全て取り除いた水です。

RO水の市場

ペットボトル近年RO水の市場は急激に伸びています。
市販されているペットボトルの水はほとんどがRO水で、 原産地から取水した水をRO装置にかけてから再びミネラルを添加しています。
水の宅配サービスもRO水です。
サーバーは無料でレンタルされますが、毎回の宅配水だけで、弊社の提供するRO浄水器レンタルより高くなってしまします。

RO浄水器の利用にあたって

給水と捨て水があります

家庭用RO浄水器には水道水か水道水に準ずるレベルの井戸水を供給水として使用します。
井戸水を使用する場合は事前に水質検査をする必要があります。汚染度レベルの高い井戸水の場合、別途、濾過装置が必要になる場合があります。
供給水は通常、蛇口の近くの水道管から取りますが、カウンタートップタイプの浄水器では直接蛇口にコネクターを接続することもできます。
RO浄水器は必ず捨て水(ドレイン)がでます。メンブレン(逆浸透膜)を通過できなかった不純物が捨て水となって排出されます。
ドレインのチューブは排水管にドレインサドルを使ってつなげます。またはカウンタートップの場合はシンクの排水口にチューブを差し込んでいる家庭もあります。

メンテナンスの必要性

フィルター類は永く使っていると目詰まりしてきて、浄水能力が落ちます。
供給水の水質、使用頻度によってフィルターの持ちは変わってきますが、通常の使用頻度でプレフィルターは1年、メンブレンは3年、ポストフィルターは2年ごとの交換が必要です。
プレフィルターを定期的に交換していれば、メンブレンは長持ちします。
逆にプレフィルターの交換を怠ると、十分に濾過されない供給水がメンブレンにきてメンブレンに負担がかかり、浄水能力が早く落ち始めてしまいます。

水道圧

各地域の浄水場、または給水塔から圧力をかけて各家庭に水道水を送り出しています。この給水施設からの距離が近い家庭は水道圧は高めですが、遠くなるほど水道圧は下がります。また高台、及び建物の2階、3階になると水道圧は低くなり、低地、およびビルの地下等は水道圧が高くなります。
同時にたくさんの場所で水道を使用すると水道圧は低めになり、夜間など使用量がさがると水道圧は高めになります。特に人口密度の低いローカルに行くとこの差が大きくなることがあります。
逆浸透膜を通すには適度な水圧が必要です。
一般の家庭用浄水器ですと、3kg(0.3Mpa)くらいの水圧が必要です。それより水道圧の低い地域ではポンプ付きRO浄水器が必要になります。逆に夜間等特に水道圧が高くなる地域では給水口に減圧弁を付けて水圧を抑えることがあります。

造水能力

RO水の造水量はメンブレン(逆浸透膜)の造水能力で決まります。家庭用RO浄水器には通常50GPD(ガロン・パー・デイ)のメンブレンが使用されています。1分換算すると130ccくらいになります。これは気温25℃水道圧0.35Mpa(3.5kg)の条件下の値で、寒い季節には2/3から半分くらいに低下してしまいます。水道圧も地域によってばらつきがあり低いところでは1kgくらい、高いところでは5kg以上ある地域もあります。1分間に130ccではチョロチョロで水道水のように使用できません。
そこで、カウンタートップ・タイプのRO浄水器では一度タンクに浄水を貯めてから使用します。
アンダーシンクのRO浄水器では一度プレッシャータンクに貯めてから使用します。プレッシャータンクとは内部に空気袋が入っていて、タンク内に浄水が充てんされると空気袋が圧迫され、フォーセット口(蛇口)を開くと、その反動で浄水が勢いよく出てきます。
造水量を増やすにはメンブレンの容量を増やせばよいので、住宅用ですと100GPDから150GPDまでが使われることがあります。それ以上の造水力が必要な場合はそれらメンブレンを並列に組んで使用することもあります。
弊社は製造元と開発したコンパクトで強力なメンブレンを使用して家庭用でもタンクなしで1分間で1.4Lまで造水できるRO浄水器を開発しました。これだけの量が蛇口からでれば、お米をといだり、野菜を洗浄することはできます。ただでさえ置き場所に苦労するタンクも使用せずにすみます。

超低圧用メンブレン

水道圧が低すぎる場所ではポンプを使い水圧を上げてメンブレンに造水させる必要があります。電気代がそんなにかかるわけではありませんが、電源を取れる場所にしか設置できません。
弊社の超低圧メンブレンを使用したRO浄水器ですと、ポンプを使わずに0.11Mpa位(カウンタートップの場合)の水道圧でも造水できます。

パーミートポンプ

電源のいらない特殊ポンプで加圧するので水道圧が低い場所でも稼働しますポンプ内の部屋をせき止めて、捨て水の水圧とタンク圧を利用して水を勢いよく送り出します。
水道圧0.21Mpa位までブースターポンプの代わりにパーミートで対応できます。

パーミートポンプ水道水のエネルギーで作動するので電源が不要です プレッシャータンクがポンプなしより早く満杯になります(1/2以下に短縮) 廃棄水を最大で1/4以下まで減らします 浄水の質を高めます(TDS値の低下) メンブレンが長持ちします。

ご家庭での使い方TPO

カウンタートップ・タイプ:

流し台の上に置いて使用します。コップや小さめの容器に浄水を受け、飲料用として使用。水道の蛇口から供給水を取ることも可能なので、日本では人気があります。RO浄水器内のタンクに浄水を貯めて使用します。
温水、冷水もできるサーバとの一体型もあります。

アンダーシンク・タイプ:

タンクと一緒に流し台の下に設置するRO浄水器です。
RO水を一端圧縮タンクに貯め、タンク内にかかっている圧力を利用して流し台に設置したフォーセットからRO水を勢いよく出します。飲料のみでなく、調理用にお鍋にとったり、野菜を洗浄したりできます。 最近はやりの引き出しタイプのシステムキッチンでも引き出しの奥に設置できるコンパクトタイプも出ています。
フォーセットもシステムキッチンに合った洗練されたデザインのものが出ています。
以下のような条件に合わせてお選びいただけるように、弊社ではいろいろなタイプのRO浄水器を用意しております。
  • どこにおけるか。その場所に収まるか、タンクのスペースもあるか。
  • 飲料として使用。またはいろいろな用途に使用したい。
  • どのくらいの量の浄水が常時必要か。
  • 取付け場所の水道圧に対応しているか。
  • 水の宅配サービスのサーバーに代わるものとして、温水/冷水が出る浄水器。
  • キッチンになじんだデザインのRO浄水器、またはフォーセットがほしい。